変身〜新世紀ライダーベルト改造講座〜

仮面ライダーブレイド〜DXブレイバックル・前編〜

  1. まず、今回のブレイバックルについてです。これは50mm幅のベルト規格が採用されています。両サイドのハードポイントの処理が悩みどころですが最悪ファイズドライバーから流用という逃げ道もあるので前後編という構成にして前編である今回はベルトの処理に限定して話を進めていきたいと思います。
  2. 今回のベルトはVバックルとファイズドライバーを足して2で割ったような構造になっており、商品付属2本のベルトのうち片方がシャフトに通っており、もう片方がバックル脱着部にビス止めされているという形(画像2段目)です。ですので改造の内容も従来の方法を応用する形でできるようです。
  3. まずビス止めの方から加工していきます。このパーツ構成はファイズドライバーとほぼ同じになっているのでまずビスを全て取り、裏板を外します(画像3段目)。
  4. 裏板を外したらベルト部分を抜き取り、ナイロンベルトに先端の形状を転写します。転写ができたら例によって瞬着を染み込ませて強度を確保します(画像4段目左)。この時に炎であぶると異様なまでの強度が確保できますが瞬着の蒸気はとてつもないほど刺激があるので、もしやる場合は注意して下さい。水中眼鏡着けながらやってもやりすぎだとは思いません。そのくらい目にしみます。
  5. 転写した形にベルト先端を加工します。私はハサミで先端をカットしてから瞬着加工→火あぶり→ニッパーで微修正+ポンチで穴開けという工程で加工しました。穴の方は割と自由が利きますが先端の形状はかなりオリジナルに忠実に仕上げないと先がつかえます。
  6. 加工が完了したら元のベルトがはまっていた場所にはめ込みます。はめ込んだらビスを締めてこちらは完成です。 軽く引っ張って充分な強度があるか確認しておきましょう。
  7. 一見本体側の裏板全てのビスを外す必要がありそうな構造ですがこれ(画像5段目左)をご覧下さい。この2本のビスさえ緩めればベルトが通っているシャフトの取り外しが可能です。ナイロンベルトをシャフトに巻き付けた状態で本体に戻すと楽です。シャフトを元に戻してからベルトを通そうとするとかなり大変です。
  8. 今回はトライグライド復活です。というのもウエストの調節はここでやるのでリベット止めにするわけにはいかないのです。
  9. そして完成(画像6段目)。そう、ナイロンベルトに換装すると劇中のように持つことが出来るのです。

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