プロデューサー、ゴードンのアイプロ日記
『ROCK YOU』

・アーケードゲーム『THE IDOLM@STER』内におけるアイドル達との生活を綴った日記です。
・内容的には例によってかなりガチです。

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セカンドステージ
2005/09/11

ちーぽん引退の気持ちの整理も付いてしばらくすると
社長に呼び出された。

事務所で候補生を一人紹介された。高槻やよい。
そういえば時々事務所の前を掃除していた。
用件はやよいをプロデュースして欲しいとのことだった。

私はやよいを一日借り受け、今後のことについてよく話し合った。
やよいの中に確かな信念があると知った時、私はあのプロジェクトの実行を決意した。

千早とやよいによるユニット「72in♪ONE」の始動である。

ちなみにこの「72in♪ONE」、
ニューミクロマンの7体合体ロボ「ミクロロボット7」の謳い文句7−2−1(セブンツーワン)フォーメーションから来ているのは言うまでもない。
他意はない。イヤ…本当に他意はない。そんな目で私を見ないでくれ、千早。
「信じてぇーーーーーーっ!!」(エコーズACT1)

ちーぽん、引退。そして・・・
2005/09/10

前回初めての敗北を喫し、その原因を自分なりに分析してみた。
原因は私自身だ。
千早の才能に助けられ、いい加減なサポートでも何とか勝ち抜いて来れていただけに過ぎなかったのだ。
本来千早の能力ならもっと早いペースでここまで来れていたのだ。
ギリギリの状態まで追い込んでしまったのは私の責任だ。

これに勝てばDランクに望みは繋がる。
失敗すればランクアップの可能性はまず、なくなる。
そんな進退を賭けたオーディションも審査員が二人帰るという熾烈なジェノサイド戦により取ることが出来ず、
今後に課題を残したまま、ちーぽんの活動は終わりを迎えることになる。

引退コンサート。ライブハウスでささやかに行う。
可もなく不可もない出来であった。
ファン数5万余人。この功績により765プロと本契約を結ぶことになる。

そして新しいプロジェクトと共に次のステージへ・・・。

そして運命の歯車は狂い始める
2005/09/05

そして臨んだルーキーズ。
ボーダー読みの甘さ故に敗北を喫する。

初めての落選。
傷痕は後々まで深く刻み込まれることになるだろう。
テンション回復の機会が乏しい千早にとって
一番のテンションアップ要因は「勝ち続けること」なのだから。

破滅へのプレリュード
2005/09/04

端末のバージョンが変更され、バランスが調整された。
ちーぽんは相変わらず順風満帆。
この日も2万人近いファンを獲得する。

今思えば天狗になっていたのだろう。
この時の審査員の興味が従来よりも多く減っていることに気づくべきだったのだ。

久しぶりに
2005/08/28

レッスンに立ち会えた。
双方の予定が合わず、千早がメールに書いてくる日時に合わせられないのが心苦しい。
今回は千早のウイークポイントでもあるビジュアル面の補習といった意味合いだったが、挨拶に覇気が感じられない。どうやら疲労が溜まっているようだ。後のメールによると多忙のために食事もままならなかったらしい。
気持ちは解るが腹が減っては戦も出来ない。特に朝食は重要だ。
私など競泳の現役時代からいつ何時でも栄養を摂取できる身体作りをしてきたので朝から揚げ物でも平気だ。さすがに千早の反応は引き気味だったが、休める時に休み食える時に食ってこそ一流だと思う。
ともあれ、ランクアップリミットまで後5週。
休みを入れて千早にとって最高の状態、最高のタイミングでランクアップをかけた次のオーディションを狙うのも良いだろう。

P.S.
千早の口癖に「〜過ぎます」というのがある。主にネガな内容で使われる(恥ずかしすぎます、辛すぎますetc)のだが、「何が何でものし上がる」つもりの割にはそういった弱さを時折見せる。
目的のためなら手段を選ばぬほどの割り切りを見せてくれれば楽なのだが、15の少女にそれを期待するのは少々酷というものか。
気が早いと言われそうで、或いはマイナス方向に受け取られそうなので千早にはまだ話していないが次のステージ構想を徐々に固めつつある。
千早のリードボーカルを中心としたコーラスユニット。
千早の高いモチベーションについて行ける人材を探し始めている。
打たれ強い人間か、とことん前向きな人間が適任だろうが遊び気分でも困る。プロ意識のある人間でそのような者がウチの事務所にいただろうか。

2回戦
2005/08/19

随分と千早の扱いにも慣れてきた。
女だから、新人だからと手加減されることが一番のストレスになるタイプだ。
能力を十二分に引き出してこそ一流のプロデューサーだ。やってやろうではないか。
今回もオーディションは合格。ファンの数はおよそ6500人ほどになった。
ランクアップリミットまでまだ随分余裕がある。Eランクは心配ないだろう、が問題はその先だ。条件は厳しくなる一方、現在の方針で生き残るのは難しいだろう。
「トップを目指す」と約束した千早には悪いが、勝つレッスンよりも負けないレッスンへのシフトが必要かと思われる。
彼女は弱腰と軽蔑するだろうか。だが夢半ばで挫折するわけにはいかない。
私はプロデューサー、彼女はアイドルだ。なあなあの関係では困るし、彼女自身それを望んでもいないだろう。
ちゃんと説明すれば解ってくれるはずだ。

先日千早に私の携帯メアドを教えた。
何しろ社会人と高校生だ。生活リズムの違いは大きい。
スケジュール管理上そのメリットは大きいと言えるだろう。

P.S.
それにしても思っていたよりも頻繁にメールをよこしてくるので驚いている。
そして普段よりも饒舌な気がする。プライベートな話題など自分から話したがらない娘であったのだが。
さては千早は・・・ネット弁慶だな?(多分違う)

初仕事、初出演。
2005/08/15

千早の芸名を考える。

これしかないだろう、千早の「ち」を取って「ちーぽん」。
かの「烏丸ちとせ」嬢とお揃いだ。
何となくビジュアル記号としても共通点が多いし、会心の命名であったと思う。
本人も可愛い名前と気に入っているようだ。
汗くらい拭いてやらあとタオルで顔を拭くもタオルが目に入り機嫌を損ねる。
私は生まれてこの方そんな経験皆無だ。アニメ顔も大変なのだなと少しブルーになった。

初仕事。
オーディションに落ちるも審査員の温情枠でどうにか出演を取り付ける。
ついでに次回のオーディションも受けておく。今度は温情枠がない。が今度は合格。
私も千早も本番に強いタイプらしい。
この時点でファンの数が3000人を超える。こんな簡単にファンが増えて良いのか?

夜、千早の家族について少し話を聞く。
芸能活動してるのを黙ってる娘も娘だが、それに気づかない親も親だと思う。
仮にもTV出てるんだし。

1stコンタクト 〜I want it all.〜
2005/08/15

うだるような厚さの中、私はやや緊張した面持ちで端末と向き合った。
イメージトレーニングは済んでいる。大丈夫だ。
自分の心に言い聞かせる。
事実、一昨日同僚プロデューサーの「ひじりか。」「わらにゅ」のプレイを後方からピーピングしていたため、おおよそのやり方は理解していた。

おもむろに\600を叩き込む。
最終的に私を突き動かしたのが煉瓦WORKSの同人誌だなんて口が裂けても言えない。
まあ、ウチの同僚どもは身内サイトの巡回をする習慣など皆無だから問題ないだろう。

開始間もなく9人のアイドル候補生を紹介される。
カッペやデコ助、熟女にガキンチョ、多種多様だが私の心は決まっていた。
私のやり方についてこれる者など彼女しかいない。
その旨を高木社長に伝えると向こうの部屋で既に待っているという。
ひょっとして他の8人も待たせていたのか?高木社長、なかなかに食えない男のようだ。

ドアを開ける。真っ暗だ。果たして彼女はそこにいた。音楽を聴いているようだ。
お前はリングに上がる前のボクサーか?と突っ込みたくなったが、会って早々揉め事もゴメンだ。
当たり障りのない挨拶を交わす。
「一緒に頑張ろう」この業界では社交辞令のようなものだが彼女は「頑張るのは私、貴方は客観的に私を見てくれればいい」と返してきた。
彼女は私の予想をはるかに上回っていたようだ。素材としては申し分ない。
そして私のプロデューサー生命を彼女に預けることに決めたのだ。

これが彼女、「如月千早」との出会いだった。

P.S.
ココだけの話だが私は貧乳好きである。
ロリコンではない。重ねて言う。ロリコンでは断じてない。世の人等はこの辺りの認識がいい加減で困る。
当の千早は最年長二十歳の三浦に告ぐ2番目の長身を誇りながら最年少双海姉妹にも劣るツインテロリっ子高槻に並ぶ最貧乳タイ記録の持ち主という逸材だ。
契約の時は3サイズなど気にも留めていなかったので今冷静になって考えるとコレも一つの運命だったのかも知れず実に感慨深い。
もっともクソが付くほどマジメな性格の千早にこんな話を振ったら一生口を聞いてもらえない気がするのでこれは私の心の中にだけ留めておくことにする。

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